住宅の寸法 3
コンクリート住宅は一般に、コンクリート下地の上にモルタルを流して水平の床を作り、その上に直接、床材を張り付けます。
コンクリートの冷え込みが直に効くからたまらないのです。
できれば木造在来工法のように大引き(根太を支える横木)を敷いて根太(大引きと床板の間で床板を支える角材)を乗せ、床板を敷くことをお勧めします。
コンクリートは、人が住まいとして利用するには健康上、不適当な素材といえます。
ソファー ベッドなどのインテリアに素材として使用されないのもこうした理由によるものです。
耐火建築物としては優れていますが、個人の住まいに使う場合には問題があります。
コンクリートは熱容量が大きいため、冬は冷たい外気を吸い込んで氷のように冷たくなり、その冷気を大量に抱え込んでしまいます。
ストーブやエアコンで暖めても、温風が当たっている所は暖かく感じますが、足元からの冷えは身心に伝わりますよね。
外気に接し、風が当たる面が大きい北東の角部屋などは、特に冷え込みます。
夏場は、直接日光の当たる最上階や西向きの部屋は、夜になっても涼しくならないのです。